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第六回世界の歌:インドネシア―「Bungon Jeumpa」「Ibu」「YAHABIBAL QOLBI」等解説(3)選考過程公開
- 世界の歌・第六回:インドネシア=テーマ ♥
- 【詳細タイトル】(上から、①一部インドネシア語、②英語、③日本語の順番)→
① Kasih ibu from Indonesia, 〝Bhinneka Tunggal Ika〟.
② Love of mother from Indonesia, “Unity in Diversity”.
③多様性の中の統一の国・インドネシアから母の愛。
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【構成】(一)世界の歌・インドネシアの解説。
《◇―1・世界の歌・第六回がインドネシアになった経緯》(今回は世界の歌HPと同一)
《◇―2・インドネシア特集・今回のテーマ…》(世界の歌HPと同一に記述なく、前回初めて記述)
以上が⇒安らぎブログ・インドネシア(Indonesia)解説・1
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※以下、◇3~◇5が今回、第六回世界の歌・インドネシア解説・解説2で掲載。
《◇―3・コンテンツの選択・掲載に当たって(全ての掲載一般原則)》
《◇―4・インドネシアで取り上げた曲》
以上が⇒安らぎブログ・インドネシア(Indonesia)解説・2
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《◇―5・今回のコンテンツの配列と選択について》
以上が⇒安らぎブログ・インドネシア(Indonesia)解説・3《今回掲載のもの》
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※今週の歌全紹介や歌手などの解説はインドネシア特集の最後に行う。これが解説3である。
《◇―6・世界の歌・今週の歌を振り返って》歌と収録歌手の紹
★安らぎインドネシア解説・3 →全文(安らぎBlog)=次々回検討
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なお、「第六回世界の歌・インドネシア」解説(1)は以下。
第六回世界の歌:インドネシア―「Bungon Jeumpa」「Ibu」「YAHABIBAL QOLBI」等解説(1)
○http://h-takamasa.com/Blog/?p=16312
第六回世界の歌:インドネシア―「Bungon Jeumpa」「Ibu」「YAHABIBAL QOLBI」等解説(1)
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第六回世界の歌:インドネシア―「Bungon Jeumpa」「Ibu」「YAHABIBAL QOLBI」等解説(2)
○http://h-takamasa.com/Blog/?p=16443
第六回世界の歌:インドネシア―「Bungon Jeumpa」「Ibu」「YAHABIBAL QOLBI」等解説(2)
■第六回世界の歌・インドネシア(Indonesia)掲載曲などは以下 (掲載期間 2018/10/7~12月頃まで。)
http://takahama-chan.sakura.ne.jp/song-2/menu46.html
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《◇―5・今回のコンテンツの配列と選択について》:選考過程
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インドネシア民謡(1)アチェ民謡の「チュンパカの花」(Bungon Jeumpa)から開始。
開始曲は、2018年アジア競技大会(The 18th Asian Games XVIII Asiad){ジャカルタ・インドネシア}でのオープンセレモニーでの見事な演出からである。
①タイトルは「Penampilan Ribuan Penari Berhasi Memukau Penonton Opening Ceremony Asian Games 2018」である。
なお、このコンテンツを引き立てるため、前日(前夜祭)では公式HPで猫の子育て風景の牧歌的動画をながした。コントラストをつけるためである。他方、安らぎ文庫HPでは今回のコンテンツの踊りが即座に分かるように、インドネシアの踊りの基本形を同じく前夜流し、このコンテンツが即座に理解できるように配慮した。
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そして二番目が、この歌を音楽芸術の域に高めた、下記のコンテンツである。
②Krisdayanti Bungong Jeumpa Aceh
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上記と趣(おもむき)を変えるため、三番目はロック調の曲である。同時に風景としてインドネシアの結婚式場面をもってきた。なお、歌手 #DheaFauzia と推測している。
③(コンテンツ名)Bungong Jeumpa (Rock Version) (Lagu Daerah Aceh).
他にも良いコンテンツや歌手がいたが、①や②との差異をつけるため、③とした。世界の歌、(世界の歌附属)今週の歌の両方ともに、比較できないコンテンツを掲載するという原則からである。勿論、③のコンテンツも聴けば分かるように申し分ない。
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次に、(2)YAHABIBAL(多分、宗教歌)にはいる。
ここは、この歌で活躍している、 #Sabyan さんにすべきであったかもしれないが、《◇―3》に記した理由、即ち「d)私の「今月の歌」(現・世界の歌)全体の流れである」を重視した。即ち、今回ならば「世界の歌」①~⑦の歌全体で一つのプレゼンテーション、ショー若しくは一本の映画の如くとにする。そこで、③の結婚式風景から別の形の結婚式風景で繋(つな)ぐことにした。
そこで④は以下となった。
④sholawat YAHABIBAL QOLBI – pernikahan TNI yang bikin Baper
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上記(1)と(2)がレコードで言うB面ならば、今度はA面に入る。A面はインドネシアを代表する歌謡曲である。
最初が⑤『ブンガワンソロ(Bengawan Solo)』である。
ここにどのコンテンツを持って行くかが一番迷った場面である。この歌は間(ま)があり、古いと思っている人が多い。インドネシアでも同様であろう。だが、間(ま)があるということは、その空間にいろいろな物(輪唱・楽器・風景・踊り…)を詰め込めることを意味する。(日本の「さくら さくら」でも同様のことがいえるが、まだ成し遂げられていない。)中国の幾つかのコンテンツではそれが見事に成し遂げられていた。
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この歌の母国・インドネシアでは、この歌の作曲家であるグサン・マルトハルトノ(Gesang Martohartono)さんのイメージに凝(こ)り固まったせいと思われる。ところが、中国・韓国などでは、アレンジの視点でインドネシア版と違う形で成功したものがあり、その関係で中国本土、台湾、韓国、北朝鮮などで現代にマッチする形で演出されたのであろう。
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ちなみに、この歌は日本、ヨーロッパ、アメリカでも歌う歌手がいる国際的な歌である。この歌の母国・インドネシアでは「灯台下暗し」となったのであろう。
世界の歌全体の流れからは、今週の歌で紹介した中国版の「美麗的梭羅河」であった。だが、世界の歌HPに記した理由でグサングさんとした。同時に流れを切ることで、今回のテーマの中心でもある「Ibu(母)」が浮き出ることも狙った。(※注2)参照。
⑤Bengawan Solo – Gesang (Official Video)
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(3)ブンガワンソロの次が(4)「Ibu(母)」である。
この歌の⑥はすんなりと決まった。絵画・写真と歌がマッチしていた下記のコンテンツである。歌も映像も申し分がなかった。
⑥Ibu – Iwan Fals (Happy Mother Day) Rei Herry
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最後は、イワンフォルス(Iwan Fals)さんの二つのコンテンツで迷った。今週の歌インドネシア二週目で流した「iwan fals – Ibu」と結果として世界の歌に収録した⑦である。決めては、⑦はインドネシア国民全体が歌手という形で仕上がっていたため、⑦とした。①と⑦はインドネシア全体が演出していたことになる。
⑦IWAN FALS – IBU ( LIVE VERSION )
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(※注2)世界の歌HPに掲載していた、迷っていた箇所の記述。
一番迷った箇所だけを記述する。
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『ブンガワンソロ(Bengawan Solo)』である。
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ブンガワンソロは日本でも映画化された歌である。市川崑監督、森繁久弥氏や池辺良氏が出演した映画(1951年)である。ところが、この歌は今は中国で勢いがある。本場インドネシア以上に勢いがあるかもしれない。「かわいいあの娘は誰のもの」がインドネシア以上に日本で馴染(なじ)みがあったように。
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また、歌と映像などを考慮すると、全体の流れからは――悪までも①~⑦の流れであるが――中国版の歌が良かった。 しかも、風景はインドネシアの風景を中心ともなっていた。おまけに映像もきれいであった。
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しかし、最後のIbu(お母さん)に繋(つな)ぐためには、ブンガワンソロ作曲者グサンさんが歌う歌が好ましい。音楽上のリズムは途切れるが、テーマが浮き出る。
グサンさんが2010年5月20日に亡くなられたことを考えると、なおさら、⑥と⑦のIbu(母)に繋(つな)ぎやすい。そこで、グサンさんの曲とする可能性が高い。
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ちなみに、私は政治学専門、芸術も写真の関係のため、グサンさんも、イワン・ファルス(Iwan Falls)さんの名前も全く知らなかった。ただ、インドネシアで良い歌を集めていると、この両者に出会ったのである。グサンさんのコンテンツは、最初はインドネシアの老人が歌っているのかと思ったが味があるので、彼の知名度抜きで今週の歌はもとより、世界の歌でも候補としていた。
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また、イワン・ファルスさんの「Ibu」に出会わなかったならば、アチェ民謡の「チュンパカの花」(Bungon Jeumpa)だけならば、インドネシア特集は来年になったかもしれない。イワン・ファルスさんも彼の知名度を全く知らずに、膨大なインドネシアの歌を聞いていて、これはと思ったのである。
特集の準備過程で、彼らの名前や業績は知った次第である。
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その他、多くの箇所での、迷った過程は安らぎブログで後日記すことにする。
※『ブンガワンソロ(Bengawan Solo)』ジャワ島中部にある都市スラカルタ(ソロ)出身の音楽家グサン・マルトハルトノ(Gesang Martohartono:1917/10/1~2010/5/20)が1940年頃に作曲したものである。