十一月の歌・アメイジング・グレイス―歌は人間の魂の叫びに応(こた)えられるか。

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十一月の歌・アメイジング・グレイス―歌は人間の魂の叫びに応(こた)えられるか。

 


今週(2016年11月13日~11月20頃)のアメイジング・グレイスは魂(たましい)の救済をテーマとしています。

(掲載曲は以下の通り)→動画像は、安らぎ文庫HP掲載が終了した後に掲載(多分、一週間か二週間後にこのブログにも掲載予定)
①Amazing Grace Brooklyn Tabernacle Choir
②Amazing Grace by Jackie Evancho
③JOAN BAEZ ~ Amazing Grace
④The Most Beautiful “Amazing Grace” I’ve ever heard


①Amazing Grace Brooklyn Tabernacle Choirは今月の歌に掲載したものです。この歌をテーマとします。即ち、歌はこの世の苦しみ、魂の叫びに応(こた)えることができるか。それをこの歌でまず問題提起します。

②Amazing Grace by Jackie Evanchoは天使の歌声です。しかし、この歌声は、天が期間限定で与えた物かもしれません。勿論、エバンコも年をとれば、違う才能と歌声を手にいれるでしょう。ただ、この歌い方に限定すれば期間限定かもしれません。

③JOAN BAEZ ~ Amazing Graceです。バエズの歌では若いときのもの、大群衆を前に拍手喝采のもの……などがありました。さらに、天にも届く、澄み切った歌声もありました。しかし、今回のテーマである、歌は人の魂に応えられるか、という視点からこの歌にしました。詳細は以下の通りです。

④最後はフィニッシュです。今回のテーマの締めくくりです。


以下、今週の歌・アメイジング・グレイスの選曲過程を掲載。

次週の候補はアメリカを代表する大歌手です。当初の予定は、エルビス・プレスリー、マイケルジャクソン、ジョン・バエズを予定していました。今週の方は③はJUDY COLLINSとしていました。しかし、コリンズと今週の④の歌が似ているため、来週のジョン・バエズと今週予定でいたコリンズを逆としました。
似た歌や比較されやすい歌は、可能な限り、同一日に掲載しない方針からです。

②のエバンコの歌では、綺麗(きれい)な画像付きのもので良いのが3~4つありました。しかし、歌が、あるいはYouTube作成者の技量の関係か、今回掲載のコンテンツが一番人の魂に響くので、綺麗な画像付きのものではない、今回の物にしました。

③のバエズの歌では、先に記したように、若いときのすばらしいコンテンツもありました。多分、1960年代の歌と思います。しかし、人の魂に呼びかけるという点からは、私はこちらの方が良いと思いました。人の魂への呼びかけは、バエズが年をとったから可能となったのではないでしょうか。エバンコも、いつか、今の歌い方に限界がくるかもしれません。しかし、天は別の才能を彼女に与えるでしょう。

なお、バエズの歌では、場面が最初から終わりまで真っ黒なコンテンツがありました。これは大変優れていました。最初はこのコンテンツにする予定でした。しかし、今回のテーマである、人の魂に呼びかけるという視点などからこちらとしました。

それでも、②のエバンコを綺麗な画像付きとしていた場合には、③のバエズは最初から終わりまで黒い画面の物を使用し、最後の④で再度綺麗な画像付きのものとしたかもしれません。最初から終わりまで、真っ黒い画像のものが良かったか、今回のものが良かったかは不明です。いや、両方とも優れていました。しかし、歌は違っていました。

このエバンズの黒い画像のYouTubeコンテンツから歌だけを抽出して、私の撮影した写真と、私の特技であるパソコンを使用してのイラスト画とコラボレーションする誘惑にも駆られました。しかし、二つの理由で止(や)めました。

一つは、著作権問題です。

もう一つは、私は動画をつくるソフトの使い方がまだ分からないのです。前回、YouTubeに初めて画像をアップロードしましたが、そのときのスライドショーやビデオ作成ソフトはマニュアルも読む時間がなく、マニュアルも読まず、使い方も分からず、類似のソフトも使用したことがなく、……という状態で作成したものです。大変歯がゆい思いを今でもしています。さらに、もう一つのその種のソフトは、購入したもののパソコンにインストロールする時間すらなく、まだパソコンにいれていない状況です。

今週の歌や今月の歌で、他人の作品(YouTube)を紹介するのではなく、私自身が作成したYouTubeコンテンツなどを掲載したいのは山々なのですが、先の二つの問題でバエズと私とのコラボレーションは未遂に終わりましたバエズとのコラボレーションができれば大変嬉(うれ)しかったのですが。

彼女の歌と、私の写真作品、それに(まだ紹介していない)私が作成するパソコン利用のイラスト画などとのコラボレーションができれば良かったのですが。

他人が作成したYouTubeよりは、自分が作成したYouTubeなどを活用したいのが本音です。もっとも、YouTubeへの初投稿は約2週間前で、YouTubeなどには不慣れです。それでも写真作品、イラスト画、潜在的編集能力などにはたけています。一年以内には、YouTubeなどでも、人が驚く作品をつくる予定でいます。

最後の④は解説はいらないでしょう。



(付録)昨日(2016年11月12日)気が向けば戯言に掲載した内容。

気が向けば戯言・№17・【芸術・音楽】歌は人を救えるか?―アメイジング・グレイスには使命が……


アメイジング・グレイス特集を作成しているとき、今月の歌に掲載の⑥ Amazing Grace Brooklyn Tabernacle Choirを聴いてふと思った。

歌の使命の一つに、人間の魂の救済があるのではなかろうか、と。

日本の諺(ことわざ)に、「仏作って魂(たましい)入れず」というものがある。この歌は音楽的に難しい歌である。それをクリアすることだけを求めるならば、歌も同様な状態になるのではなかろうか。同時に、そこには歌手間の競争のみではなく、使命感も必要なときがあるように思われる。

ほかの人の歌で、苦しんでいる人の魂が救済されないならば、私がやるしかない、という。特にアメイジング・グレイスにはそれが求められているような気がする。

アメイジング・グレイスという歌では誰かが、それを成し遂げなければならない。ときには、私にはどうしてもできないので、誰か(歌手の仲間の誰か)、是非それをやってという気持ちが起こっても不思議ではないと思う。


今回のアメイジング・グレイスはロングランである。

アメリカからスタートし、様々な国のアメイジング・グレイスを紹介し、年末の12月の歌・イギリスにたどり着く(イギリス特集の歌の一つを引き続き、アメイジング・グレイスとする予定でいる)。12月末頃から1月末にかけては欧州中心のアメイジング・グレイスとなる。現世の苦しみの渦中にいる人への救いを求めての放浪とも言える。

この歌を歌う場合には使命があると言うのは、音楽素人の私の戯言(たわごと)であろうか。

ともかく、安らぎ文庫HPトップのアメイジング・グレイスの方は、最初に今月の歌の⑥アメイジング・グレイスを固定し、二番目から今週の歌特集として掲載予定でいる。最初はスローペースで、徐々に速度をあげ、多くの歌手を紹介するつもりでいる。