第八回世界の歌:スペイン解説(1)

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第八回世界の歌:🇪🇸スペイン解説(1)


  • 世界の歌・第八回:スペイン=テーマ さらなる前進を(Plus Ultra) 
  • 【詳細タイトル】(上から、①スペイン語、②英語、③日本語の順番)
    España es el “ne plus ultra” de pasión. Plus Ultra!
    ② Spain is ne plus ultra of passion. Further more!
    スペインは情熱の極地。さらに前進を。


【構成】(一)世界の歌・スペインの解説。
《◇―1・世界の歌・第八回がスペインになった経緯》
《◇―2・スペイン特集・今回のテーマ…》

《◇―3・コンテンツの選択・掲載に当たって(全ての掲載一般原則)》→このHP参照。  

《◇―4・スペインで取り上げた曲》→第八回世界の歌・スペイン解説(3)~(5)参照(まだ掲載前で、五月までに順次掲載予定)

 ☞今週の歌全紹介や歌手などの解説はスペイン解説(3)~(5)で行う

《◇―5・今回のコンテンツの配列と選択について》☞スペイン解説(2)で行う

 


■第八回世界の歌・スペイン(Spain)掲載曲などは以下 (掲載期間 2019/3/20~2019/5月頃まで。)

http://takahama-chan.sakura.ne.jp/song-2/menu57.html


《◇―1・ 第八回世界の歌がスペインになった経緯》:以下人名の敬称略。

(※★印の箇所は2019/03/20正午頃までに記述。正式掲載まで、どういう組み合わせになるか不明などからである。)

第八回世界の歌がスペイン(Spain)となった経緯は以下の理由からである。

第八回は苦闘の連続であった。
次期候補国として、何らかの国の歌を実験的に集めている国数は26か国である。正確には最近一か国増えたため、27か国ある。

世界の歌前身・今月の歌初期の頃ならば、これらの国を順次掲載したであろう。というのも最初の頃は、該当国一曲で、一コンテンツのみを一か月流し続けたからである。今週の歌は当初はなかった。

ところが、肥大化を重ねて、今月の歌は最初は一曲で大体4~6コンテンツであったが、次第に中心曲は二曲か三曲となっていった。更に、今月の歌附属今週の歌を開催した。今週の歌は公式HP約2曲、安らぎ文庫HP2曲とした。正確には毎週では疲れるため、当初は十日間隔で更新としていた。

また、期間も、「今月の歌」という如(ごと)く一か月であった。ところが、肥大化に肥大化を重ねて、ミニオリンピックの様相をしめしてきた。そこで、一か月という期間を取り外すため、「世界の歌」に改めた。そして、良いコンテンツが出尽くすまでのロングランとした。期間は未定である。コンテンツの内容・質・数が期間を決めるとした。

現在は、世界の歌該当曲が大体2~4曲と、その他の補強する歌としている。世界の歌HPに収録コンテンツは大体7コンテンツである。
今週の歌第一会場(🕊️公式HP)では大体3~4曲、第二会場(📖安らぎ文庫HP)では大体4~5曲を更新し続ける。そこで、もし、10週ならば今週の歌だけで70~90コンテンツが必要となる。それに世界の歌や臨時版を加えると約100コンテンツが必要となる。それも視聴者をあきさせない良質コンテンツ限定である。

これを満たすには、採用コンテンツ以外に該当曲関連が大体十倍近く必要となる。オーバーではなく、本当の数である。だから、期間中に百コンテンツならば、簡単に自分のコンテンツは使われるだろうと思うのは大きな誤解である。該当曲選びの倍率が百倍程度、次に選んだ曲のコンテンツで使用するときの倍率は10倍弱程度である。
そこで、今週の歌の方だけに収録しているコンテンツも、かなり出来(でき)のよいものとなっている。
アメリカのグラミー賞受賞曲総数が一回に80曲程度なので、受賞が簡単と思う人はいないであろう。80曲に入るには至難の業であることは、アメリカの歌手ならば分かるであろう。私のHP収録コンテンツも同様である。

要するに、最近はミニオリンピックの様相と記している。

私の如(ごと)く多忙かつ、アシスタントなし、更には助成及び寄附一切なしで行うには上記の条件の下で作業するのは艱難辛苦(かんなんしんく)の道である。
だから、国を決めて上記の作業を行うのは、現況では不可能である。
そこで、現在の決め方は、良い曲二曲に出会った国を次回の「世界の歌」する方針をとっている。しかし、それだけでは不十分である。

コンテンツの数もいる。
そこで、現在、一曲を満たし待機中の国が26か国、次に二曲を満たしている国が7か国程度ある。しかし、後者でも、コンテンツ数が不足し、実行できない状態にある。
二つの曲及びコンテンツ数を満たす国に自然と出会える経験は未(いま)だにない。

こうして、二つの曲に出会い、コンテンツ数が満たせない場合には、その二曲をフォローする曲を更に二曲探す方式、即ち四曲前後の国を探すことが多いのが実状である。


こうした中で、アルジェリアの次の国をどこにするかで随分迷っていた。
そうしたときに、韓国のアリランニュースで、ドミンゴさん、カレーラスさんを見た。私のHPの常連歌手である。
さらに、同時期頃、私のHPに何度か登場していただいた、ソプラノ歌手のモンセラート・カバリェ(MONTSERRAT CABALLÉ)さんが亡くなられた。

こうしてスペインに傾いていった。スペインの曲の中心曲の内一曲{今回のAesthetic song(審美的な歌)}は決まっていた。多分、一昨年(即ち、二年前)頃であろうか。El Cant Dels Ocells(鳥の歌)である。だが、もう一曲がない。
第六回世界の歌・インドネシア開催期間中は、まだ、スペインでいくかどうか迷っていた。

やがて、もう一曲に出会う。確かアンドレ・リュウ(André Rieu, 1949年10月1日 – )氏のEspaña Cañíのコンテンツである。今回のDynamic song(動的な歌)に該当する。しかし、この二つではコンテンツ数不足となり、この二曲をフォローする曲が別に必要となった。二曲揃(そろ)ってもコンテンツ数不足で延期中の国としてはアルゼンチンなどがある。

そこで、昨年終わりでもまだ迷っていた。しかし、昨年の年末特集と、本年の新年特集のときに、アンドレ・リュウの「聖者の行進」等を使用しようと思うと、全てリンク切れであった。ここから急ぎ、では早い内にスペインで行くか…となった。

しかし、その後中心曲をフォローする曲を探し続け、死闘に近い状態となった。スペイン歌手が歌うすばらしい歌に出会い、調べると、その国の作曲家がスペインではなかった…ということなどの連続であった。例えば椿姫(つばきひめ:La Dame aux camélias)などである。

こうして、私の思う範囲でコンテンツに出会う目処(めど)がついたのが、2019年3月14日前後ではなかろうか。第八回はスペインで行くと公開したのが3月上旬であるが、このときには、まだ無理があり、第八回開催(3月20日)の前日迄(まで)には何とかなるだろうか、と思っていたのが実状であった。


結果として、スペインには良い曲があった。だが、日本のマスコミはアメリカのみを追うに等しいため、そうした曲は知らなかったのである。
ともかく、本格的に探し続けること約6か月で、未知のいろいろな曲と出会えることができた。
日本のマスコミ、音楽界は近視眼と再度驚いている。世界の歌をもう止(や)めよう止(や)めよう、そして自分の作品づくりとその公開に専念しようと、思っているときに、こうしたことを感じるともう少し、世界の歌をやろうかと思い直すのである。

しかし、収録した曲とコンテンツをどう配置するかが、これからの課題である。まさに、JRの日本全部の列車の運行を決める作業に等しい大作業がまだ待っているからである。

リンク切れなどがあるため、まだ何とも言えないが、恐らく今回も世界の読者は驚きと満足感を得られるであろう。


最後に、スペインの歌手で何度もお世話になった人達を、世界の歌・予告祭りに記載したコメントから抜粋する。

ドミンゴ さん。☞ホセ・プラシド・ドミンゴ・エンビル(José Plácido Domingo Embil KBE,,1941年1月21日 – )

ドイツのStille Nacht、イタリアのオーソレミオ、中国の康定情歌からメキシコ・ベサメムーチョ…とお世話に…。

カレーラスさん。☞ホセ・カレーラス(カタルーニャ語表記:Josep Carreras i Coll、スペイン語表記:José Carreras、1946年12月5日 – )

オーソレミオから…更に今後…の予定でお世話に…

モンセラート・カバリェさん。☞モンセラート・カバリェ(Montserrat Caballé, 本名:1933年4月12日 – 2018年10月6日)。

Montserrat Caballé(モンセラート・カバリェ)さんには、ロシアのカリンカなどでお世話に…。ただ、昨年(2018年)10月にお亡くなりになったのが残念です。追悼も込め、随所に特集をします。

次に、スペインではないがアンドレ・リュウさん。☞André Rieu, 1949年10月1日 – )
オランダのアンドレさん。今回のスペイン特集でも登場…。だが、アンドレさんには(スペインではなく)2018年か2019年にオランダ特集をしたいので、何とかならないかと言い続けていたのであるが。

X氏。これは3月20日公開する。
私も少し、音楽に関わったことが大昔ある。その関係で、いわば、私の先生の先生がスペインにいる。その人への思い出である。X氏は3月20日公開とする。{2019/03/20 6:19 追記。ナルシソ・イエペス(Narciso Yepes、1927年11月14日 – 1997年5月3日)氏である。詳細は第八回世界の歌・解説(2)に掲載する。}

これから出会う、?さん…
今回のスペイン特集で新たな多くの歌手と知り合いとなれるであろう。


最近では、インドネシアのイバン・フォルスさん、(少し参ったが)サビアン(Sabyan)さん…アルジェリア特集でのエンリコ・マシアスさん…と同様に。
昔では、ブラジル、韓国、ロシア、イギリス、イスラエル、中国、イタリア、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ドイツ、フランス、メキシコ、ノルウェー、シリア、カナダ、南アフリカ共和国…でも多くの出会いがあった。
だから、私はよく言う。
私には世界に友がいる、と。それも多くの友がいる、と。

これから、最低でも2か月(約10週)の期間中に多くの出会いが待っているであろう。実際には、そうした楽しみよりも、収集・選択・配列の苦しみでもがいているのが実状である。終わった後で懐(なつ)かしいと思うのが今までの話であった。

収録中心曲2曲、それを補佐する準中心曲が2曲、そして、それらを更にフォローするスペインを表現する曲や踊りが、これからのフェスティバルを取り巻くことになる

日本及び一部の国の人には未知との遭遇(そうぐう)の喜びが待っているであろう。苦しいのは私だけである。


(追記)
世界の歌は一つのドラマとして配列を行う。そこで、良い歌でも、世界の歌に収録をしない場合がある。◇―3参照。だから歌そのものとしては、今週の歌の方が良いときもある。特に今週の歌・第一回(前夜祭をカウントすれば第二回今週の歌)などが該当することが多い。そこで、是非世界の歌も御覧いただきたい。



《◇―2・スペイン特集・今回のテーマ…

さらなる前進を(Plus Ultra)


今回も、テーマはスペインのスローガン(Plus Ultra)を拝借した。
(上から、①スペイン語、②英語、③日本語の順番)

España es el “ne plus ultra” de pasión. Plus Ultra! 

Spain is ne plus ultra of passion. Further more!

スペインは情熱の極地。さらに前進を。

この特集中に、読者がスペインについての興味をもたれることを期待する。



《◇―3・コンテンツの選択・掲載に当たって(全ての掲載一般原則)》

⇒(◇―3)は第五回世界の歌解説の(◇―2)記述と同一。{既に読まれた方は、(◇―4)以降を読んでいただきたい。}

a)掲載基準は単純である。私は無料で行っている以上、知名度・名声・過去の実績・プロアマなどの垣根などは一切無視し、本当に良い物だけを選ぶ。それだけである。(2016年7年今月の歌・ロシア解説より)

b)知名度・実績・プロアマ無関係、人気・年齢・性別無関係、勿論容姿も無関係、コンテンツさえあれば時代も無関係で、良い物だけを選ぶ。なお、国別で特集しているが、歌手の国籍ではなく、歌の国籍で分類している。たとえば、「さくらさくら」(Sakura Sakura)ならば、国籍がどこの人が歌おうとも日本に分類する。(2016年7年今月の歌・ロシア解説より)

c)どの歌手が良いかではなく、どのコンテンツが良いかである。大きく言えば二つの意味がある。同一歌手でも、いつ、どこで歌ったものが良いか。
次に、それをYouTubeなどで投稿する人のコンテンツ作成技術問題がある。即ち、音響は、ノイズは……も検討しなければならない。更に、付加価値(画像美など)をつけていた場合にはそれも重要な要素となる場合がある。その逆ですらある。映像美がよく、歌が付録の場合すらある。これらを総合してコンテンツを選んでいる。(2016年10月今月の歌・フランス解説より)


d)私の「今月の歌」(現・「世界の歌」)全体の流れである。一気に…①から⑦までをみても飽きないような工夫とか、〈2016年10月〉ならば⑥⑦の情熱を引き立てるため、④と⑤は静寂てきなものにした。さらに、②の映画を配置し、③「愛の賛歌」をピアフで盛り上がらせ、一度、④絵画とピアノ演奏で鎮め、再度、⑤で徐々に加速し、⑥と⑦の〝情念〟を強調するという戦略もあった。同時に、背景に、フランス芸術をおいている。(2016年10月今月の歌・フランス解説より)


e)上記と関連して、そのため、類似の歌い方・類似コンテンツの連続は原則として避ける。例えば、同一アレンジでソプラノ歌手の連続などは原則として避ける。
それは見る人を飽きさせないためでもあり、コンテンツの優劣や順位付けをさせないためであり、同時に類似物を並べれば両方とも良さが相殺(そうさい)されることを避けるためである。
食事でも、肉だけを先に連続して食べ、パンだけを連続して食べ、野菜だけを連続食べ、ワインだけを連続して飲まないのと同様である。

f)要するに、どの歌手がよいかではなく、どのコンテンツが全体のバランスよいかである。だから、場合によれば、今月の歌(現在は世界の歌)・附属今週の歌の方が歌が良い場合があるかもしれない。(2016年10月今月の歌・フランス解説より)



《◇―4・スペインで取り上げた曲》

スペインで取り上げる曲は大きく言えば、二タイプからなる。
Dynamic song(動的な歌)Aesthetic song(審美的な歌)である。

大昔のレコード風にすればA面とB面となるが、どちらをA面とするかは迷い中である。
A面を公式HPで、B面を安らぎ文庫HPで流すことだけが決定事項である。

Dynamic song(動的な歌)の中心曲がEspaña Cañíあり、補佐曲がViva Españaである。
Aesthetic song(審美的な歌)の中心曲がEl Cant Dels Ocells(鳥の歌)である。当初は鳥の歌を補佐する曲としてLa Palomaを考えていたが、アレンジ次第及び全体構成から、La Palomaはケースバイケースでどちらかを補佐することになる。

そして、全体を補佐するスペインの歌と踊り(フラメンコ及びその他の踊り)を必要に応じてA面、B面の両方に配置することになる。
その他の補佐曲の代表例とすれば、禁じられた遊び、追憶などである

詳細な解説は(安らぎブログ)第八回世界の歌・解説(3)~(5)で順次解説予定。



《◇―5・今回のコンテンツの配列と選択について》:選考過程

詳細な解説は(安らぎブログ)第八回世界の歌・解説(2)で順次解説予定。

【今回の掲載曲と掲載コンテンツ】(リンク切れや、掲載制限があるコンテンツもあるため、掲載終了まで不明)