英語と米語。レディバードとウォルトディズニー、そしてオバマ大統領とキャメロン首相の英語まで。

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英語と米語-1。レディバードとウォルトディズニー。

1988年(35才)頃から英語学習を考え始めた。その頃、息抜きに読んだのがレディバード社の本であった。他方、1990年から93年の謎の休眠期から目覚めて、頻繁(ひんぱん)に目にしたのがディズニーであった。

 

この二つには大きな違いがある。
一つはRetolod(易しく書き直し)版の内容で、もう一つは発音の違いである。前者はMeek(柔和)、Humble(敬虔さ)を土台とした上での格調さがあり、後者はユーモアと夢を土台にした奔放(ほんぽう)さがあった。
前者の傑作とすれば「クリスマスキャロル」があり、後者の傑作とすれば「アラジン」などがある。
臨場感などの背景面も違う。前者は音楽で言えばクラッシクを連想する。他方、後者は音楽で言えばジャズを連想する。発音も英語と米語の違いが顕著であった。前者の英語発音の土台には気品があり、後者には流れがある。前者のすばらしさを英語で表現すればMarvelousであり、後者のすばらしさを英語で言えばGreatである

 

なお、残念ながら、両者ともに、パソコン・インタネットの普及により、質の高さは昔ほどではない。レディバードならば、カセット版とCD版では、朗読者の交代などにより昔の職人芸の域は難しくなっている。後者も幾分同様である。それは映像技術が向上したこともあろう。映像技術が向上すれば、音声のみで人を引きつける必要がなくなるからである。すると、朗読及び臨場音などでの低下につながる。
本題に入る。私が主催している安らぎ文庫HPで、英語と戯(たわむ)れることを目的に、安らぎ英語コーナーを設けている。現在はまだ試行段階であり、様々な欠陥や質もそれほど高くはない。このコーナーは現在5つから構成している。

•(1)懐かしきの英語―学習なんてくそくらえ。言葉と戯れましょう。
•(2)長期連載コーナー→拙著『求め続けて・第一部』掲載中
•(3)大統領の英語→オバマ大統領大特集
•(4)ささやかな英語
•(5)安らぎ英会話

(1)の懐かしき英語で先のレディバード・ディズニーなどを、可能な限りアニメと同時に紹介している。本日からは以下を掲載している。
英語の歌入れ替え(二曲)、美女と野獣英語字幕付きアニメ。Ladybirdのプリンセスと蛙(かえる)={格調高い、綺麗(きれい)なBritish English、いな、Queen’s English}。セサミも入れ替え。http://h-takamasa.com/conversation/custom4.html

 

(2)は長期連載『求め続けて』関連で別に紹介するので、ここでは略す。

(3)は最後に記す。

(4)は今月の歌などで紹介したものの補足解説のコーナーである。
(5)の安らぎ英会話は現在試行錯誤中で下書き段階であるが、Oxford社の「Function in English」を参考として、私がまとめている。ただし、収録しているYouTubeは、バスならばバスで関連単元内容のものを選んでいるのにすぎない。全部掲載した後で順次、更に良質な物に置換え予定でいる。最終的完成は本年夏過ぎになるであろう。
今回は「安らぎ英会話11・バス追加。同会話全体特徴は普段着英語・通常英語・丁寧な英語の使い分け。Function in Englishにあり。使い間違えは時には、下手な英語以上にもめる。知らない方がマシ」とTwitterに記した。

 

英語と米語-2。オバマ大統領の英語からキャメロン首相の英語まで。

(3)大統領の英語・オバマ大統領大特集の解説をする。
(掲載箇所)http://h-takamasa.com/conversation/custom.html
現在、大統領の英語・オバマ大統領特集は継続中。彼のユーモア・名演説両方収録。全四ページの大特集。

 

「なお、大統領の英語は英文も、発音も綺麗(きれい)で、しかも大変分かりやすいものが多いです。理由はそうでないと、米国民全体に自らの見解を伝えることができないからです。支持率に大きく影響するため、演説は大変重視されます。そこで、英語学習には最適となります。勿論、歴史に残る演説も多いです。」(安らぎ英語トップから抜粋)

ところで、今、公式HPの方ではキャメロン英国首相を特集している。キャメロン氏も、オバマ大統領と同一の立場である。しかし、両者の英語は随分違う。正確には米語と英語である。両者の英語は公式HP>お勧め情報>①動画Newsで紹介している。勿論、内容も重要である。http://takahama-chan.sakura.ne.jp/custom6.html

 
両者の英語は単語の一部の発音のみかリズム、イントネーションも違う。言語の背景の文化も違う。一度、上記で比較していただきたい。
なお、昔、中国の李首相と日本の安倍総理の英語の比較特集を試みたが、諸事情で失敗した。両者ともに、トレーニングを重ねて話すため、綺麗な英語である。しかし、米語風か、英語風か、別形態か、言語のバックグラウンドの文化はどうか、その比較をしたかったのだが、(ここでは理由は記さないが諸事情で)中止とした。重ねて言う。どちらの英語が良いかではない。背景の文化と、eitherやcastleならばどう発音するのか、即ち米語か英語か……に興味があった。
ちなみに、米国のケリー国務長官はneitherやeitherは米語でなく英語発音をよくする。ケリー氏のTwitterをみていると時々数か国語で記しているため、推定では三カ国語以上流暢であり、その関係で途中で英語風発音をするのかもしれない。

 
以下、情報収集Twitterから抜粋する。
《Y16-006-5. 英語と米語は両方収録中。曙関が英国巡業で、会話は日本人通訳を間にいれたとか、観光旅行中に米国人が英国人に「まともな英語を喋れ、分からない」と言ったそうな。ヘップバーンの「マイフェアレディ」所ではない。それらも追々紹介。英語学習などくそくらえ。英語と戯れましょう》

今回の解説よりは、いつか、レディバードの初期(今のCDではないカセット版)の『美女と野獣』とディズニーの『美女と野獣』を掲載する。それを見れば解説は不必要かと思う。

 

追記。安らぎ文庫HPの安らぎ英語トップの今月の大写真(パソコン画面一杯)は、候補が5つ以上あり、その中から正月近くの日の出を写したものであるが、どうも一月にふさわしくなく、近々別の写真に置き換えるかもしれない。なお、安らぎ英語全体が試行中なので、そのつもりで御覧いただきたい。ただし、(2)の長期連載コーナーは5年以上の歳月をかけて作成した、私の作品を順次紹介している。

この文書はFacebook、Google+、Ameba及び安らぎBlogに2016年1月14日掲載したものである。ただし、後日、誤字脱字の微修正を行う予定でいる。

2016年1月14日 | カテゴリー : 教育 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA