今月の歌から世界の歌へ(3)――2015/7-8月の歌。眠れる芸術大国中国と反戦争特集を振り返って
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中国:賽馬と草原情歌:今月の歌:2015年7月(2017年3月12日微修正再公開)
http://h-takamasa.com/worldsong/?p=252
平和:原爆と植民地被害―原爆編:日本:今月の歌:2015年8月(2017年3月12日微修正再公開)
http://h-takamasa.com/worldsong/?p=260
平和:原爆と植民地被害―B・植民地被害:今月の歌:2015年8月(2017年3月12日微修正再公開)
http://h-takamasa.com/worldsong/?p=264
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★面倒なときには、世界の歌ブログ・世界の歌編目次から入れば分かりやすいです。以下。
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今月の歌は7月の中国から一曲にこだわることをやめた。
7月の中国は二曲とした。
賽馬(さいま)と草原情歌である
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賽馬で二胡(にこ)という楽器を初めて知った。
特に、朱昌耀という人の名人芸に釘付けとなった。
残念ながら、現在は、現役を退かれているようである。もし、現役続行中ならば誤情報を真(ま)に受けた点をお詫びする。
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ただ、今月の歌・関連で、今週の公式HPトップの賽馬(さいま)で朱昌耀さんを紹介するかどうかは検討中である。
何故ならば、朱昌耀さんは、ありとあらゆる場所で既に紹介してしまったからである。
そこで、公式HPトップの賽馬はウェイウェイ・ウーさんと陳耀星. 陳軍父子の二曲とするか、ウェイウェイ・ウーさんと朱昌耀さんとでいくかは、掲載直前まで不明である。
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もっとも、常設とした世界の歌ブログ「世界の歌編」には全員掲載している。
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草原情歌については、中国での新しい波を感じた。中国の潜在的芸術能力を感じた。
これは、場合によれば、数年後にはアメリカなどに匹敵する芸術の世界も不可能ではないと感じた。
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公式HPにも草原情歌二曲を新しいバージョンで歌う二人の歌手を紹介している。
中国は、賽馬(さいま)や朱昌耀氏などの伝統芸と新しい音楽を機敏に取り入れる才能、この両方で芸術大国になる可能性を秘めていると痛感した。
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そうなるかどうかは、中国の意思次第である。
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8月は、事実上、今月の歌は休止とし、平和特集を組んだ。
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原爆の被害で苦しんだ広島・長崎、他方、日本の侵略で苦しんだ中国など。
そこで、2015年は二ページを割き、一ページ目は広島・長崎の原爆の歌とし、二ページ目は日本の侵略で苦しんだ中国の抗日の歌を中心とした。
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前者は「長崎の鐘」と「原爆許すまじ」である。
「原爆許すまじ」のコンテンツが少ないのに驚いた。よって、コンテンツ探しでは大変苦労した。
「長崎の鐘」の方は「原爆許すまじ」よりは多いが、新アレンジや大演出などで大きくリニューアルされたコンテンツはなかった。残念なことである。
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「アベマリア」、「アメイジンググレイス」などのように、永久に残る歌を広島か長崎でつくったらどうか、と昨年長崎市長に手紙を出したことがあるが、その道は険しそうである。
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安らぎ文庫HPトップの「長崎の鐘」の方は、思い切ってフォレスタというグループを持ってきた。基礎・基本を重視する、若いグループが登場し、日本の音楽界に嵐を巻き起こしてほしいという願望からである。最近は、ダークダックスのようなグループが全くいないという寂しさもある。
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中国の方の抗日の歌では、「松花江上 (On the Song Hua River)」を軸とした。抗日の歌ではあるが、メロディなどは綺麗(きれい)な曲である。
なお、侵略に苦しんだ人を強調するため、(世界の歌ブログでは)中国の歌以外でも、ワルシャワ労働歌(ロシア)や、シンドラーのリスト(スピルバーグ監督「シンドラーのリスト」のテーマ曲)をいれてもいる。
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目的は、戦争の悲惨さを歌を通して感じてもらい、戦争なるものがこの世から消え失(う)せることである。しかも、この綺麗(きれい)な歌を歌う人達が銃を持つという不条理からの解放を願って編集したのを覚えている。