『日本のフィクサーME・上巻』→粗筋

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『日本のフィクサーME・上巻』→粗筋

 

この本の見本=安らぎ文庫HP該当箇所(アドレス訂正=2015年9月28日)→http://h-takamasa.com/custom46.html
竹島問題に関する提言箇所=浜田隆政公式HP該当箇所→http://takahama-chan.sakura.ne.jp/politics/custom2.html
全体=安らぎ文庫HP→http://h-takamasa.com/

 

この世がどういう世か不明である。しかし、いつからか私の言動が国内外の政治経済に影響を与えたとしか思えぬ状態になった。某政治家の「裏で物事が決まってよいのか」という言動から、私が政治経済に与えた影響を念のために公表した。ただし、一部の人に迷惑がかからぬように、五~十%ほど嘘を入れている。これにより、どこが嘘でどこが事実か分からなくするためである。
なお、どうしてこうした羽目になったかの仮説は『日本のフィクサー〝ME〟・下巻』で記している。

 

某政治家とは岡田克也氏であるが、私を指して言ったのか、他の政治家を指して言ったのか、今考えると不明である。ただし、ガラス張りを方針としている私は、心当たりのあることを記さざるを得なくなったことだけが事実である。

 

国民年金騒動の火付け役は私であった。
小泉郵政選挙立役者の一人も私であった。
小泉氏が女系天皇を認める方向で皇室典範を改正する動きを見せたときにマッタをかけたのも私であった。私がマッタをかけて、小泉氏が迷い、皇室典範改正の動きが滞っていたある日、秋篠宮家での御懐妊のニュースが流れた。危ない所であった。
もし、当初の予定通り、女性天皇どころか女系天皇を認める方向で皇室典範が改正された後で秋篠宮家で男子が誕生していたならば、神武以来の「万世一系」の天皇家に固執する陣営と、女系天皇を認めた勢力との国内対立が起こる所であった。具体的には、平沼氏等と小泉氏等との遺恨が生じ対立が激化し、皇族の中でも対立が起こり、右翼も対立が激化し、時には右翼間での流血事件が起こった危険があった。この危機を回避する上で、私は少なからぬ役割を演じた。私が日本及び世界を動かした出来事は軽く百を超えるが、全部の公表は原稿枚数制約より不可能である。そこで、重要事項のみ公開することにした。

 

本文第2章は、領土問題に関しての私の提言内容である。竹島では盧武鉉大統領は合意したが、日本が合意せず、和解は失敗した。二〇一〇年(菅直人内閣時)には尖閣列島北方領土問題での提言も行った。
第3章では、小泉氏への先の提言と、天皇を心配した人物から受けた皇位継承の今後の在り方に関する提言、更に小泉首相との靖国参拝を巡ってのやりとりを公表した。また、小沢氏やヒラリー女史の私への誤解を解く目的で、幾つかの出来事の裏話を公表した。

 

今回は二〇〇一年から二〇一一年四月まで――主として二〇〇四年から二〇一一年四月まで――を対象としている。パート2では、二〇一一年五月から二〇一二年末(菅直人・野田佳彦両総理から安倍総理誕生)までを国際政治を中心に記述予定でいる。内容は米中、日韓、日米、日露関係が中心となる。パート3は二〇一三年から二〇一六年末までを対象とする予定でいる。パート3で、このシリーズの打切りを願っている。

 

この本に書いてあることを信じられない人は、水島新司氏の野球漫画で『あぶさん』という名作の感覚で読んでいただきたい。『あぶさん』で登場するのは王貞治さん、野村さん……という実存の人物と景浦安武(あぶさん)という架空の人物であった。彼ら・彼女らが入り交じって物語は展開していた。事実関係も同様である。私の書物もそうした視点で読んでいただいて結構である。
 また、政経関連の提言類は、政治学専門の私が書いたものであり、政治学者・政治家にとっても意味があると考えている。生徒・学生諸君には社会・社会科学の勉強となるであろう。

提言箇所以外は、大変コミカルな形で記しているため、難易な書物ではない。文頭に記している見本を読んでいただければ分かるであろう。

 
【上巻の目次】(登場人物の肩書は二〇一一年当時)

前書き

第1章・お初天神様
一・故郷の冬は寒い
二・お嬢とオジョウ

第2章・盧武鉉大統領への伝言――日本の領土問題
一・ボンちゃん
二・孔雀青年部
三・けったいな街・大阪
四・徒然草
五・盧武鉉大統領への伝言
六・温家宝首相の模索
七・メドヴェージェフ大統領の挑戦
八・謎の女性・お嬢

第3章・小泉純一郎登場
一・光る海
二・小泉純一郎登場
三・郵政選挙の陰のフィクサー・ME
四・小沢一郎氏の勘違い――菅直人vs小沢一郎
五・女系天皇へまっしぐらにマッタ!
六・日本国憲法第一条――今上天皇の後の天皇は誰か
七・天皇会見一箇月ルールを巡る政治論議に物申す
八・天皇に結婚の自由はあるか――ボン・ドクトリン
九・小泉総理の靖国参拝問題での激論
十・世界の面前で丸裸のフィクサー
十一・『徹子の部屋』――ボンとトットちゃんの横綱争い
十二・お嬢とオジョウの三つの笑顔

【★附属資料】

2015年9月25日 | カテゴリー : 新刊案内 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA