今週の歌から世界の歌へ(最終編)、次回から世界の歌開始。

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今週の歌から世界の歌へ(最終編)、次回から世界の歌開始。


(1)今週の歌を振り返って。


第一に感じたのは、歌で一番重要なのは曲であるとの思いを強くしたことである。他方で、昔と異なり、総合力が問われていることも痛感した。すなわち、曲、歌詞、演奏、歌、更に歌のバック、映像、歌手の動き、演出、客との一体感、…などの総合力である。
映像一つを取り上げても、絞り、露出、ピント、場面構成、光の演出、光のコントロール…である。これら全部を組み合わさなければならない。
さらに、他の演出家との差異をだすためのオリジナリティ…も必要である。
これらは、歌のバリアフリーをも意味する。何故(なぜ)ならば、こうした総合性から、映像だけでも堪能(たんのう)できるし、逆に音響・音楽だけでも堪能できるからである。
時には歌手の表情・目一つみるだけでも堪能できるときもあった。

歌の本質も教えられた。
例えば、アメイジンググレイスは人の魂を救済する歌である。すると、一番優れているコンテンツは美声以上に、苦しむ人間の心を救済するものとなる。それなくしては仏作って魂入れず、である。
いくら見事に歌えても意味はない。

 また、蛍の光に至っては、日本の音楽教育のひどさに驚いた。この歌の本質と逆となっていた。それも戦前版の問題のみか、戦後にいたっても同様に本質から大きく外れていた。この歌は旧友と出会い、「さあ、友よ、共に語り合い、また会おう」と、みんなで手を取り合い歌う歌である。

それどころか、本場のカチューシャを聞いたときには、これがカチューシャかと驚いた。日本の音楽教育も勉学嫌いを作り出し、ステレオタイプの人間を作り出すための毒まんじゅう教育という感じを受けた。


また、世界は広いことも痛感した。
世界各地でまだ見たこともない歌手が、すばらしい演出をしていた。自宅監禁の中で、人との出会いを奪われているが、インタネットを通じて多くの友ができた気もした。それも、歴史・時間を超えてである。一人一人名前をあげても良いのだが、漏れがあると漏れた人・グループに失礼なため避けることにする。

次に、分かりきったことを記す。同一の歌で優劣を決める最大の要素はその歌にかける情熱のみならず、練習時間である。これも痛感した。どの世界でも同様である。しかも質を伴った練習時間である。
このことは選ぶ側(がわ)にも言える。コンテンツの収集と選択にどのくらいの時間をかけるか、その時間が掲載するホームページの質を決める。徹夜連続でもあった
また、日本語やアルファベット系ならばともかく、アラビア語やタイ語などの見たことない言語で検索する苦労は大変であった。


2015年から開始した「今月の歌」シリーズはどんどん肥大化していった。それに伴い、政治利用される感じを受けることもあった。

まず、日本政府との関係である。
 海外の首脳が「今月の歌」を誘致するため、首相などに近づいていたり、礼を言ったりしているのではないかという懸念である。
特に、2016年5から6月に行った伊勢志摩サミット協賛今月の歌「さくら さくら」「荒城の月」からその思いは一層強くなった。

そこではっきりと記しておく。支援金、助成金、賃金などは一円ももらっていない。同時に、訳があり、現在の首相の顔は原則として死ぬまでもう見ることはない。テレビでも顔がでれば他チャンネルか、ビデオならば早送りである。私が死ぬまで彼の顔はみることはないであろう。

海外についても、政治家からの独立を今後は更に徹底させる予定でいる。要するに、政治や政治家抜きで「良い曲はよい。良いコンテンツは良い」、これだけを貫く。
ところで、政治家諸君が自分の好まぬ国・歌手を没にしたいときには簡単な手がある。それは、私が選んだコンテンツ以上のコンテンツを提供することである。良いものは良い主義の私は簡単に動く。だが、それは至難の業でもあろう。



(2)世界の歌。

 今月の歌シリーズと世界の歌シリーズはどう違うか
今月の歌シリーズは文字通り、原則として毎月一回である。
すると、最低でも、今月の歌=5~7曲、別に安らぎ文庫と公式HPの今月の歌附属・今週の歌で月に16コンテンツから32コンテンツが必要となる。それを満たさぬ国や歌は除外せざるを得なかった。

世界の歌シリーズとなれば、コンテンツが十分なくても一週間もてばよい。そこで最低では世界の歌5曲前後、世界の歌附属・今週の歌4曲でもよいとなる。
こうすれば人口五十万人程度の国でも登場となる。
その逆に、すばらしいコンテンツが膨大にあるときには何か月もロングランをすればよい。ここが今月の歌シリーズと世界の歌シリーズの違いである。

良いコンテンツが膨大にある歌は何か月かけてでもほぼ全部を紹介する。他方、名も知らぬ小さな国も、いよいよ登場可能となる。
それは平和への道だからである。芸術で、平和への尊さ、何よりも世界の人民に親しみ・友を感じてもらうことは平和への道である。

公式HPでは、平和の経済学を目指している。すなわち、平和が金になる経済理論と実践、そして政治でそれ(平和)の実現である。政治、経済、芸術でいずれも平和を目指している。


また、私自身も自分の選んだコンテンツを堪能(たんのう)したい。今までは、選び掲載したならば、すぐに次のコンテンツ探しに没頭する日々であり、選んだコンテンツを堪能することはできなかった。

そこで、世界の歌シリーズでは、世界の歌と世界の歌の間に、(仮称)準世界の歌をもうけることにした。これは、徹夜連続で探すのではなく、とにかく今即目立つ歌とコンテンツを気楽に紹介するコーナーである。同時に、今月の歌にしても世界の歌にしても、中心とする歌にたどり着くまでは濃霧の中の航海に等しいため、世界の歌該当曲を選ぶための補助的役割も持っている。
時には、晴れた見晴らしのよい海での航海で、私自身も休まねばならない。それが準世界の歌である。
勿論(もちろん)、ここで良いものに出会えば、それを中心に、一年後くらいに今度はその歌を中心に世界の歌をすることになる。



(3)具体的な今後の日程。

◎1月21日(日曜)第一回世界の歌ノルウェー―1
◎月28日(日曜)第一回世界の歌ノルウェー―2
●2月4日(日曜)【臨時】韓国関連音楽(大半過去の再放映となるか)
平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック)=2018年2月9日から2月25日までの17日間
◎2月11日(日曜)第一回世界の歌ノルウェー―3
◎2月18日(日曜)第一回世界の歌ノルウェー―4

2月25日(日曜)【将来の世界の歌】準世界の歌1回ブータン

◎3月4日(日曜)か3月11日から第二回世界の歌?国―1
第二回世界の歌・国名は当面未発表
★3月4日イタリア総選挙→結果や組閣は更に先。
◎3月11日(日曜)第二回世界の歌?国―2
◎3月18日(日曜)第二回世界の歌?国―3
◎3月25日(日曜)第二回世界の歌?国―4

4月1日(日曜)準世界の歌2回未定

◎4月8日か4月15日(日曜)第三回世界の歌イタリア―1

ただし、世界の歌シリーズは良い曲が途中ででてきた場合には日程無視で、途中で登場したコンテンツも紹介しきるまで継続するため、日程は不明である。上記、日程は悪まで、目処(めど)程度の参考用でしかない。

 なお、本年カナダとアルゼンチンは候補国(まだ一度も今月の歌で取り上げていない国)のため、カナダサミット(マルベイサミット)の時期(2018年6月8日・9日の時期)にカナダ、G20の時期(現時点では日程は不明)にアルゼンチンを検討している。
次年度(2019年)のG20は日本、G7はフランスであるが、前者は既に三度、後者は一度特集したため、サミットの時期に両国を取り上げることはないと思われる。