【政治】№154―トルドー首相への願い

気が向けば一言【政治】№154―トルドー首相への願い


【関連語句】


【更新履歴】2019/10/08 22:21→下書き公開。

2019/10/09 14:25、14:46

微修正をして公開。(ただし、デリケートな問題のため、様々な意見を参考に後日一部修正することもありうる。)


私のHP群・リンク集(MY HP Link):日本語&English・PDF(ここをクリック)


今回の文章は超多忙の中、大急ぎで記したものである。後日、不適切な表現があれば、修正することを、先にお断りしておきます。

トルドー首相について次の記事があった。
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
カナダ・トルドー首相、18年前の「人種差別」メークを陳謝 「千夜一夜」で仮装
AFP 2019年9月19日 13:28 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 カナダ 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3245225
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

簡単に肝心な部分だけを、以下抜粋する。
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
【9月19日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相(47)が、18年前に教師をしていた学校で「千夜一夜物語(アラビアンナイト、Arabian Nights)」をテーマにしたパーティーの際、顔を茶色く塗るメークを施していたと米誌タイム(Time)が18日報じた。トルドー氏は同日、記者会見で「人種差別主義者がやるようなことだった」「深く後悔している」と陳謝した。
☆☆☆☆☆
同上箇所からの抜粋。
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

この問題に関して、私自身もいろいろ書かなければならないと思っていた頃に、このニュースを見た。しかし、10月21日はカナダの選挙である。そこで、海外から余分な影響を与えぬため、今回は最小限のコメントに留(とど)める。
※今回の原稿は「気が向けば一言」の保留原稿で近々公開予定の物の中にも関連内容がある関係上記載した。。


結論から記す。
「何が(どういう言葉が、どういう態度が)相手に差別的な感じを与えるか」。
世界には膨大な人がいる。
そこで、膨大な項目がある。
ところが、今の日本の学校教育では、それらを詳細に教えない。
だから、少なからずの人が、ときには(特に海外のこととなると)多くの人が、悪意がなくてもミスを犯すことがあるかもしれない。差別的な人ではなく、ときには善良な人ですら、ミスをおかす状況が蔓延(まんえん)している可能性がある。(勿論、悪意に行う人もいる。)

たとえば、日本の学校教育で「めくら滅法(めっぽう)」とか「つんぼ桟敷(さじき)」という言葉を習ったことがある。現在は、これらは差別語か問題語と考える人が多い。

だが、学校教育で教えておいて、その訂正がないのである。少なくとも、私は差別語と、現時点では考えている。いつか、勘違いがどうか、吟味(ぎんみ)予定でいる。


「ジプシー(Gypsy)」なる語は差別語と聞いたこともある。「ロマ(Roma)族」と言った方がよいとも聞いたことがある。だが、学校教育で教えられていないため、日本のほとんどの人が何も知らない。私も知らないことが多数ある。

ミスター・トルドーは、こうした問題に大変進歩的と聞いている。だから、ミスター・トルドーにこうした問題を学校教育で正面からとりあげてもらいたいのである。


私は昔、シュバイツァーに関心を持っていた。そして、彼の自伝類を幾つも読んだ。その中にシュバイツァーが差別言動をした(差別的な態度をとった)場面がある。勿論、その後で、彼はそのことに後悔以上に、苦しい思いをした。それ以上に、彼はその後の人生で、自分の一生を人のために捧(ささ)げた。

マザーテレサが言った「Love in action」か「Love is action」か忘れたが、「愛は行動から」という言葉がある。
今回の問題で、ミスター・トルドーのすべき重要なことは、「どういう言葉が、どういう態度が差別として人を傷づけるか」をまとめて、学校教育の中で教えるなどの施策をとることではなかろうか。政治の世界でも、そうした政策を真っ先に掲げることではなかろうか。

というのも、私も分からぬことが多数ある。だから、上記のことをしてくれれば、私も勉強になる。同時に、人に不愉快な思いをさせずにすむ。

ミスター・トルドーにはそうしたことを行う精神と、そうした能力があると考えている。先の問題はミスター・トルドーだけの問題ではない。悪質ではない人、善良な人の中でも、多くのミスを行う状況が世界中に蔓延(まんえん)している。

私のトルドー首相への願いとは、そうした言葉や態度の主なものを、まとめてもらいたいのである。可能ならば学校教育の中でそれを行うような施策を検討していただきたい。
カナダでそれが実現すれば、日本の学校教育でもそうした授業にも影響を与えるであろう。さらには、国連を舞台に、そうした世界共通のテキスト(教科書)づくりへの先例となっていただきたい。

上記の記事を読んで思うことは、神が(日本では仏が)、ミスタートルドーに使命を与えたのではなかろうか。多くの人のために、それを行うことを、ミスター・トルドーに課題として与えたのではなかろうか。
書きたいことは相当あるが、カナダ総選挙前のため、今回はここまでとする。

☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
1) A most valuable lesson
 《あのシュバイツァーがユダヤ人に対する差別に加わったことがある。しかし、彼はそこから重要なことを学んだ。尚、後に結婚した彼の奥さんはユダヤ人である。》

  A Jew from a neighbouring village, Mausche by name ……. (They) [= village boys including Schweitzer ] used to run after him and jeer at him. ….. shouting: ‘Mausche, Mausch’ …… (But his) smile overpowered me. From Mausche it was that I first learnt what it means to keep silent under persecution.(*2; p9)

【浜田英文訳例】隣の村から、モウシェという名の一人のユダヤ人が……。彼ら(=シュバイツァーを含む村の子供達)はモウシェの後を走って追いかけ、「モウシェ、モウシェ」と叫びながら彼をからかいました。(しかし、モウシェの)微笑みが私たちを圧倒しました。まさにモウシェから、私は迫害下での沈黙を保つことが何を意味するかを最初に学びました。
 〈[強調構文]→迫害下での沈黙を保つことが何を意味するかを、私が最初に学んだのは、まさにモウシェからでした。〉
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
拙著『求め続けて』第8章シュバーツァー・第2節から抜粋。
尚、(※2)はALBERT SCHWEITZER(水口志計夫、大江三郎注釈), “MY CHILDHOOD AND YOUTH”,南雲堂、1964年
なお、英文の中の( )や[ ]部分は私(浜田隆政)がシュバイツァーの自伝の英語訳に付け加えた箇所である。

☆☆☆☆☆