【徒然】№011:ああ、無情!雑草抜き、今分かった、あれは花であった

【徒然】ああ、無情!雑草抜き、今分かった、あれは花であった

 

7月下旬コスモスの花の種を撒(ま)いた。
いつまでも、芽も、茎もでない。
やがて、草が生えてきた。
しかも、大きな草が。
これでは立派なコスモスが生えないではないか。

そこで、超多忙の中、雨の日を狙い、抜いた。
何故、雨か。
晴耕雨読。
それは、草抜きには適していない。
草抜きは、土が硬いと大変である。
だから、雨の翌々日などがよい。
しかし、多忙のため、雨でも、頑張って抜いた。

えんやこら、よいしょ。
えんやこら、よいしょ。

うんとこ、どっこいしょ
草が大きいため、かけ声を変えた。

うんとこ、どっこいしょ
うんとこ、どっこいしょ

今一つ。
かけ声を更に変えてみた。

エーホッホ、エーホッホ。
エーホッホ、エーホッホ。
夕食までには抜けますか。

エーホッホ、エーホッホ。
エーホッホ、エーホッホ。
夕食までには抜けますか。

……

しかし、まだまだはえてくる。

超多忙で、もうあきらめ、少しでも暇ができるまでまとう。

そして、二週間ほどすぎた。
本日、暇見て少しだけ草抜きを。

なんと、抜いた大きな雑草の残りの上に花が咲いていた。
これが、コスモスの花か。
でも、いつもとは随分茎が違っていた。

しかも、私は抜くときに尋ねたのだ。
花に。
「おまえは、花か」
緑の茎は無回答であった。
だから抜いた。

そして、本日、花が。

だが、本の少しの領域だけ。
何故ならば、数週間前に一生懸命抜いたのだから。
二千円余り出して買った花の種が生えるように、と。

ああ、無情!


花でも畑に植えていたら、遠方にいる姉が喜ぶと思ったのに。
私は姉思いなのです。
でも、漢字を余り知らないから、ときどき、「姉、重い」と書くのですが。

夜:追記:

教育・学校も同様かもしれません。花を、雑草の如く扱い、台無しにしているのが、今日の毒饅頭教育ではないでしょうか。

参考までに、夕方撮影した、この花の写真を下記に添付しておきます

 

2016年10月4日 | カテゴリー :