気が向けば一言【政治】№69・政局を語る―北海道で内閣支持率下落が政党支持率に影響か?自民と立憲の支持率並ぶ。
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以下、二つの資料を御覧いただきたい。
一つは、北海道新聞(4月25日発表)。自民党支持率が二週間で十パーセント下落し、📣21.2%となり、立憲民主党支持率とほぼ同一となる。
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もう一つは、第一次安倍内閣のときの政党支持率である。資料2を御覧いただきたい。
第一次安倍政権発足時の政党支持率(2006年9月)自民党支持率54.2%、民主党19.5% が(一年後・安倍内閣最後)(2007年9月)自民党支持率31.6%、民主党36.5% となっている。第一次安倍内閣で、たった一年で政党支持率は激変した。これはANNの調査であるがNHKでも類似傾向を示していた。(資料2)参照。
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上記データはわずか一年での変化であった。自民党の中の知者は当然覚えているはずである。同様な羽目となるか、それとも、(資料1)は北海道 のみか、全国化するか、一時的かは不明である。
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現在まで、内閣支持率が政党支持率と乖離(かいり)したのは、昨年の(事実上の)民進党解体で受皿がなくなっていたことが主因であろう。
同時に、民主党が政権をとり、消費税のときに公約違反・増税政党というイメージを与えたこともある。野田佳彦氏には「どうしてもというならば…(公約の関係で)衆議院を解散してから…」と当時(私は)言ったが、彼は彼なりに歴史的使命感に燃えていたようで、参考にしてもらえなかった。
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要するに、公約重視と、増税のイメージを払拭(ふっしょく)、若しくは増税の必要性を訴え、無駄を本当に省き、かつ格差是正を必死で打ち出せば、状況は変わるかもしれない。
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党派中立・宗派中立でも、ここまで書いてもよかろう。
同時に、自民党内でも、本年総裁選挙があるが次回までお預けでは、もう後がない人が多数いる。自民党内のホープが次回では登場してくるかもしれないため、今回が最後のチャンスと考えている人もいよう。
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自民党総裁が何選しようとも自民党の勝手であるが、権力争いは自民党の中で熾烈化(しれつか)するであろう。それが、自民党が三選禁止をかつて出した自民党の英知であった。
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各国ごとに政治風土は異なり、長く政権政党であった自民党の英知は日本の長期続いた政権政党では三選禁止であった。同時に、小選挙区制も日本の政治風土にはマッチしていないことが明白となっている。選挙制度の問題、更には政党助成金問題も見直す必要が来ている。
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(資料1)
【世論】#北海道新聞 4/25では #安倍晋三内閣支持率 は4/11とほぼ同様の31%。(不支持率63%)。
政党支持率についに影響が。#北海道 のみか、全国化するか、一時的かは不明。
自民21.2%(-10.5)、立民19.4%(+3.3)←資料は下記 #SGN より。
18-113-1【世論】#北海道新聞 4/25では #安倍晋三内閣支持率 は4/11とほぼ同様の31%。(不支持率63%)。
政党支持率についに影響が。#北海道 のみか、全国化するか、一時的かは不明。
自民21.2%(-10.5)、立民19.4%(+3.3)←資料は下記 #SGN より。https://t.co/mAMHQ6sEFb— 浜田隆政 (Takamasa) (@Takamasa_Hamada) April 30, 2018