気が向けば戯言:【スポーツ:相撲】№44・相撲への言葉―2回:白鵬君の張り手をみて、私が条件反射で言った言葉…
大相撲五月場所が終わる数日前、NHKの七時のニュースを見て、余分なことを言ってしまった。横綱白鵬関の相撲を見たときの話である。
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白鵬関が張って、すぐ次の手にいったときのことである。
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つい、格闘技魂から余分なことをテレビに向かって言ってしまった。
その前に、前回書いたことと同じ前置きをさせていただく。
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☆☆☆気が向けば戯言(たわごと)・№43からの引用☆☆☆
最初に断っておく。
私は小さい頃相撲遊びをしたとはいえ、相撲についてはほとんど知らない人間である。
ただし、格闘技全体については詳しい。
☆☆☆引用終了☆☆☆
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テレビを見てとっさに言ったことは次のことである。
「何故、他の力士は工夫をしないのか。
張り手ということは、ボクシングなどで拳(けん)を顔に向けるときに、重心に隙(すき)ができるのと同様だ。
真正面からあたるときに比べて、あたりが通常より弱いし、ぶつかる勢いも弱い。
それに重心も軽くなる。
それを計算して何故、他の力士は工夫をしないのか」
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「…例えば、突っ張りなんかどうだ。
相手が張り手の分だけ、当たる勢いが弱いんだから、突っ張っていくというような手だ。…」
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私は白鵬君が嫌いではない。
また、日本出身力士を応援しているわけでもない。
張り手を批判したのでもない。
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格闘技魂から、条件反射ででた言葉である。
後で余分なことを言ったと悔(く)いた。
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しかし、もし、テレビに向かって言った言葉が他の力士に通じたならば、他の力士が工夫してくると思っていた。
ところが、どの力士も、突っ張ってこない。
勿論、突っ張り以外の、張り手対策もしてこない。
逆に、その翌々日には白鵬君が、右からの張りを警戒されるのを懸念して、左から張ってくる。
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工夫しなければならない、他の力士が十分な対策を練らずに、逆に白鵬君がさらなる工夫をしてきた。
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横綱の張り手がよいのかどうか、あるいは問題があるのかなどを論ずる気はない。
私は、ただ、相手の攻撃を分析して、対抗策をどのスポーツでもとるのに、何故他の力士は工夫とか白鵬君の戦略・戦術を分析して裏をかく努力などをしないのか、と条件反射で言っただけである。
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勿論、私の言ったことが効果があるか・ないかは分からない。
先に書いたように、相撲は余り知らないのだから。
では余分なことを言うな。
その通りである。
余分なことは言わない方がよい。
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ところで、日本出身の力士が優勝したら嬉(うれ)しいか。
私は、私のHPのプロフィールで「コズモポリタン(世界市民)」と称している。
国籍・出身地などは全く気にしない。
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個人的には白鵬君や日馬富士関などが大いに活躍してくれれば助かることもある。彼らがモンゴルという国を盛り上げれば、私のHPで特集する(今年後半から開始予定の)「世界の歌」(以前の「今月の歌」で、現在「今月の歌から世界の歌へ」で過渡的につないでいるシリーズ)でモンゴル特集をするときに効果的だからである。
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いずれモンゴル特集を行う予定でいる。
「世界の歌」でモンゴルの代表的な歌、公式HPの「現代社会」コーナーでモンゴルの歴史・政治・経済特集、安らぎブログの世界の民芸でモンゴルの民話…などの大特集をしたいと考えている。
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その関係で、白鵬君や日馬富士籍がモンゴルの人に人気のある歌を教えてくれたならば助かる。
個人的には、モンゴル出身や他の国出身の力士が活躍してくれれば助かることは多い。
しかし、先に記したように、私はコズモポリタン(世界市民)を自称しているため、どこの出身者であろうと、無関係である。
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【語句解説】(ウィキペディアから抜粋)
①白鵬 翔(はくほう しょう、1985年3月11日 – )は、モンゴル国ウランバートル市出身で宮城野部屋所属の現役大相撲力士、第69代横綱(2007年7月場所 – )。
本名はムンフバティーン・ダワージャルガル(モンゴル語キリル文字表記:Мөнхбатын Даваажаргал、ラテン文字転写:Mönkhbatyn Davaajargal;日本相撲協会による公式表記は「ムンフバト・ダヴァジャルガル」)。
モンゴル語での愛称は「ダワー」。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。身長192cm、体重155kg(2016年1月場所現在)
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②日馬富士 公平(はるまふじ こうへい、1984年4月14日 – )は、モンゴル国ウランバートル市出身で伊勢ヶ濱部屋(入門時は安治川部屋)所属の現役大相撲力士、第70代横綱(2012年11月場所 – )。
本名はダワーニャミーン・ビャンバドルジ(モンゴル語キリル文字表記:Даваанямын Бямбадорж、ラテン文字転写:Davaanyamyn Byambadorj )、愛称はアマ。2008年11月場所までの四股名は安馬 公平(あま こうへい)。「公平」の名は、自身が「日本の父」と慕う後援会長の小巻公平にちなんだ。
……身長186cm、体重137kg、血液型O型。得意手は突っ張り、右四つ、寄り、押し出し。インタビューの際の口癖は「お客さんを喜ばせる激しい相撲をとりたい」。好きな言葉は「全身全霊」「なんでやねん」。……
2014年4月より法政大学大学院政策創造研究科に入学し、史上初の大学院生横綱となった。