【スケート】№175・ブラジャー…スケートを見て、芸術と猥褻(わいせつ)を論ず

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気が向けば一言・【スケート】№175・ブラジャー…スケートを見て、芸術と猥褻(わいせつ)を論ず


2020年3月8日 4:09公開 (誤字・脱字は後で微修正)



 私の公式HP・時事更新では、アメリカ・イギリス発、韓国発、日本発、アフリカ発、国連発のニュースを取り上げていた。最近は、ロシアと中国発のニュースも掲載している。理由は、日本発のニュースで、ロシアや中国を見ても、公平性が保てないからである。
同時に、文化にも注目をしていることもある。

こういう訳で、ロシア発のニュースとして、スプートニック(SPUTNIK)を時々掲載している。スプートニックは、ミスター・プーチンのイメージと異なり、(堅物と逆の)柔らかいものが多い。

今回はフィギュアスケートの話である。
スプートニックの見だしは以下である。

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ロシア女子フィギュア選手の「ストリップ」に大反響 外国選手も真似る動画を公開【動画】
https://jp.sputniknews.com/entertainment/201811035540927/
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私のHP時事更新に下記YouTube画像を3月3日~3月10日(延長して17日に変更)まで掲載していた。
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Elizaveta Tuktamysheva / Елизавета Туктамышева. WTT 2019, Ex (18+)
https://www.youtube.com/watch?v=8y_WzMWDyMo&feature=emb_logo

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時事更新掲載場所→http://takahama-chan.sakura.ne.jp/custom6.html
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この話(スケートでストリップ…の誇張した話)は日本のメディアでも取り上げていた物があった。
なお、この映像には次の解説があった。

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10月末に行われたGP第2戦スケートカナダでトクタミシェワは優勝。エキシビションでは客室乗務員のコスチュームで氷上に現れた。ブリトニー・スピアーズの『Toxic 』の曲を用いた演技で彼女は上半身の服を脱ぎ、ブラジャー1枚になった。
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私が主催している『世界の歌』でも、やや露出の激しいコンテンツを使用することがある。理由は、「世界の歌」一か国ごとの順番制特集は現在ロングランである。そこで、メリハリをつけるためである。フォーマルが続きそうな場合には、こうしたコンテンツをどの週かの間に流し、人間の脳をリフレッシュすることを目的としている。

すると、日本では人によれば「いやらしいわ( indecent )」とか、「なまめかしい( nubile )」という人がでてくるかもしれない。

私の考えは「露出性を芸術性が上回っていれば問題ない」である。

砕いて解説しよう。
プーチン( Putin )大統領は、日本発の柔道とロシア発のサンボ( SAMBO )の達人である。もし、プーチン大統領が柔道かサンボで相手からの技の逃げ方か、逆に、投げる場合の重心に悩み日々研究していたとしよう。

そのときに、ふと外を見ると、かなり露出の激しい若い女性が踊っていた。通常ならば目は露出の方にいく。だが、その女性の踊り方にプーチン大統領が探し求めていた、格闘技上の技法のヒントがあったとしよう。例えば重心の置き方でもよいし、(イナバウワなどから)ブリッジの活用の仕方でもよい。あるいは、腕ひしぎ逆十字固めを決められたときでも、逃れるヒントを偶然みつけたとしよう。

さて、プーチン大統領はそのときに、女性の露出の方に興味を持つか、技のヒントの方に興味を持つかである。ましてや、オリンピック前の選手だったならば…。

格闘技を芸術に置き換えればよい。全ての人が芸術家ではない。だが、人間の本能の中に芸術性を求める感性がある。そこで、芸術性が高い場合には、露出度は芸術と相殺され、審美的( aesthetic )なもののみが残る。逆に言えば、露出の高いことをするときには、より高い芸術性が求められるということである。

そこで、私は芸術性が露出度を上回れば原則として使用する方針でいる。ちなみに、「世界の歌」関係の目で見る場合には露出よりも、どのくらい人を引き付けるか、他のコンテンツと融合できるコンテンツか否かという視点しかない。
それでは、「世界の歌と無関係なときは…」。残念ながら、今、午前4時を回り、寝る時間が近づいてきたため、記載する時間がない。甚だ残念である。


最後に、世界の大イベントではオリンピックやサッカーのワールドカップがある。だが、音楽を含む世界の祭典はない。オリンピックに匹敵するイベントをつくれば面白いと思うのであるが。
例えば、歌のソロの部、デュエットの部…オペラの部、コーラスの部、ピアノ、ギター、バイオリン…と百種目以上で金メダルを競う世界190か国程度のイベントが。さらに、音楽と融合したスポーツ、ダンス、バレエ、行進、スケートでも(競技型ではなく、音楽や衣装・ライトやストーリーなどと)演出型スケート…と。

世界の祭典をオリンピックだけに独占させると、スポーツ以外の芸術が育たない。

しばらくかかなりの期間は、ミスター・プーチンとは、(スケートを含む)芸術類のみの対話となろう。
政治類はしばらくか相当長期に亘(わた)りすることはない。ただし、世界情勢が変わり、世界各国での共通項目ができたり、争っている両当事国からの要請があり、その上で私がそれらを検討できるような(老後費用などの収入がある)境遇になれれば、そのときに何かを考えるかもしれない。しかし、今はそうではない。
ミスター・プーチンの名前だけをだしたのは、スプートニックの記事に関係していること、また前回の「世界の歌」はロシアであり、更にフィギュアスケート選手が随所に登場したことによる。