【政治】№167・民主主義の危険性と必要性

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気が向けば一言【政治】№167・民主主義の危険性と必要性。

 

下記の文章をハンギョレ新聞に寄稿していた山口二郎氏「[寄稿]東アジアの民主主義」のコメント欄に記載した。今回、追記をした上で、私のHPでも一般公開とする。

(ハンギョレ新聞該当箇所アドレス)http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/35513.html


【コメント内容】

(2020/01/20 21:40) #民主主義

α民主主義の危険性とβ真の民主主義の必要性
αもし終戦前夜に国民投票をすれば戦争継続が圧倒と予想。
→#民主主義独裁  (プレビシット[plebiscite]独裁) と呼ぶ
β#治安維持法 を考えれば分かるように 真の民主主義の必要性

#アリストテレス はαを衆愚政治🆚βを民主主義

#ルソー はαを全体意思 βを一般意思
→α下の民主主義は危険 β下の民主主義が重要

今、🎌はα型民主主義型で…→β型民主主義が危機
対策はルソーが回答

尚、日本の報道自由度は67位で、香港とほぼ同一。(cf.鳩山内閣時が11位)。
日本のマスコミ☞🤫→🙈🙉🙊→🤐(どの段階でしょうか)

(上記の箇所は浜田隆政Facebookにも同時記載。アドレスは下記。ポップアップしていない時は下記リンクをクリック。)

https://www.facebook.com/takamasa.hamada.92/posts/2602770666459336

(2020/01/20 21:40) #民主主義α民主主義の危険性とβ真の民主主義の必要性αもし終戦前夜に国民投票をすれば戦争継続が圧倒と予想。→#民主主義独裁 …

浜田 隆政さんの投稿 2020年1月20日月曜日

 



(追記:2020/01/23 4:57)

民主主義は、上記の如(ごと)く、危険な側面もある。しかし、理念のみではなく、統治技術としての民主主義は多くの人を虜(とりこ)にしたことも事実である。

そこで、民主主義の危険性への対策も先人達は考えに考えた。とりわけ顕著にみられたのがアメリカである。議会制民主主義の先駆者・イギリスの植民地政策に苦しんだからである。

第一の歯止めが、権力分立論である。
第二の歯止めと考えた可能性があるのが、大統領選挙では有権者が直接大統領を選ばず、選挙人を選んで投票する制度である。

民主主義は、歴史の中で重要であり、現時点では大変優れたアイデアではあるが、民主主義の危険性を頭にいれておかなければならない。

多くの社会科学者が危険性を指摘したことを忘却してはならない。
ルソーは立法者の必要性を説いた。知恵と人格を備えた人達による社会啓発抜きでは、民主主義下では特殊意思の総和である全体意思が支配する危険を指摘し、立法者の存在を前提とした一般意志の必要性を説いた。
ジョン・スチュアート・ミルは『自由論』や『代議政治論』の中で、相反する意見を歓迎する重要性を説いた。

こうして、お経の如く、民主主義を賛美することの危険性を先人達が指摘していたことを忘れてはならない。


最後に、善し悪(あ)しは別として、安倍晋三氏は民主主義の中で登場し、民主主義を通じて政権に就(つ)いたことを忘れてはならない。
……。