【芸術・音楽】歌は人を救えるか?―アメイジング・グレイスには使命が……
アメイジング・グレイス特集を作成しているとき、今月の歌に掲載の⑥ Amazing Grace Brooklyn Tabernacle Choirを聴いてふと思った。
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歌の使命の一つに、人間の魂の救済があるのではなかろうか、と。
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日本の諺(ことわざ)に、「仏作って魂(たましい)入れず」というものがある。この歌は音楽的に難しい歌である。それをクリアすることだけを求めるならば、歌も同様な状態になるのではなかろうか。同時に、そこには歌手間の競争のみではなく、使命感も必要なときがあるように思われる。
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ほかの人の歌で、苦しんでいる人の魂が救済されないならば、私がやるしかない、という。特にアメイジング・グレイスにはそれが求められているような気がする。
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アメイジング・グレイスという歌では誰かが、それを成し遂げなければならない。ときには、私にはどうしてもできないので、誰か(歌手の仲間の誰か)、是非それをやってという気持ちが起こっても不思議ではないと思う。
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今回のアメイジング・グレイスはロングランである。
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アメリカからスタートし、様々な国のアメイジング・グレイスを紹介し、年末の12月の歌・イギリスにたどり着く(イギリス特集の歌の一つを引き続き、アメイジング・グレイスとする予定でいる)。12月末頃から1月末にかけては欧州中心のアメイジング・グレイスとなる。現世の苦しみの渦中にいる人への救いを求めての放浪とも言える。
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この歌を歌う場合には使命があると言うのは、音楽素人の私の戯言(たわごと)であろうか。
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ともかく、安らぎ文庫HPトップのアメイジング・グレイスの方は、最初に今月の歌の⑥アメイジング・グレイスを固定し、二番目から今週の歌特集として掲載予定でいる。最初はスローペースで、徐々に速度をあげ、多くの歌手を紹介するつもりでいる。