【徒然】ああ、無情!雑草抜き、今分かった、あれは花であった
7月下旬コスモスの花の種を撒(ま)いた。
いつまでも、芽も、茎もでない。
やがて、草が生えてきた。
しかも、大きな草が。
これでは立派なコスモスが生えないではないか。
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そこで、超多忙の中、雨の日を狙い、抜いた。
何故、雨か。
晴耕雨読。
それは、草抜きには適していない。
草抜きは、土が硬いと大変である。
だから、雨の翌々日などがよい。
しかし、多忙のため、雨でも、頑張って抜いた。
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えんやこら、よいしょ。
えんやこら、よいしょ。
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うんとこ、どっこいしょ
草が大きいため、かけ声を変えた。
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うんとこ、どっこいしょ
うんとこ、どっこいしょ
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今一つ。
かけ声を更に変えてみた。
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エーホッホ、エーホッホ。
エーホッホ、エーホッホ。
夕食までには抜けますか。
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エーホッホ、エーホッホ。
エーホッホ、エーホッホ。
夕食までには抜けますか。
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……
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しかし、まだまだはえてくる。
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超多忙で、もうあきらめ、少しでも暇ができるまでまとう。
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そして、二週間ほどすぎた。
本日、暇見て少しだけ草抜きを。
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なんと、抜いた大きな雑草の残りの上に花が咲いていた。
これが、コスモスの花か。
でも、いつもとは随分茎が違っていた。
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しかも、私は抜くときに尋ねたのだ。
花に。
「おまえは、花か」
緑の茎は無回答であった。
だから抜いた。
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そして、本日、花が。
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だが、本の少しの領域だけ。
何故ならば、数週間前に一生懸命抜いたのだから。
二千円余り出して買った花の種が生えるように、と。
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ああ、無情!
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花でも畑に植えていたら、遠方にいる姉が喜ぶと思ったのに。
私は姉思いなのです。
でも、漢字を余り知らないから、ときどき、「姉、重い」と書くのですが。
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夜:追記:
教育・学校も同様かもしれません。花を、雑草の如く扱い、台無しにしているのが、今日の毒饅頭教育ではないでしょうか。
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参考までに、夕方撮影した、この花の写真を下記に添付しておきます。